2025年9月の土曜日の営業日は、ありません。
代替日としまして、9月23日(火・祝)を営業致します。
勝手を申しますが宜しくお願い致します。

営業日カレンダー、営業時間をお確かめ頂きましてご来店下さい。

ご来店ををお待ちしております。

 

営業日、営業時間は、当店サイトのトップページ左の営業日カレンダーと下部の店舗案内をご覧下さい。

この日記は、先頭に表示されるように設定しています。

 

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ゴローズの金メタル付きのフェザーの修理のご依頼を頂きました。
修理内容は、傷が気になるので消して欲しいとのご希望です。

ゴローズ フェザーペンダントの傷消し

 

一見すると品物には大きな傷等はありませんが、ペンダント環の裏側に細かい打痕があります。

ゴローズ フェザーペンダントの傷消し

 

こうした傷は、複数のペンダントトップをチェーンに提げているとペンダント同士が当たって傷が付くのは避けられません。ただ、どうしても気になっしまうという事ですので、傷消しをお受けする事にしました。

傷は以前に紹介しましたリングの傷消しと同様の作業内容です。巣埋めの工具を使って表面を均してからバフ掛けをして仕上げをします。
そのまま傷を消してしまおうとすると傷の深さまで削る必要があるので、品物が薄くなってしまいます。それを避ける為に工具を使って表面を均してから磨きます。(見た目にはわかりませんが、計測すると厚みは若干薄くなります。)

前回のリングとは素材が違い、プラチナよりも柔らかいシルバー製ですので、工具の当て具合は加減をして均します。
傷を均したら鏡面磨きをして完成です。
(尚、深い傷には対応が出来ません。)

ご依頼を有難うございました。

ゴローズ フェザーペンダントの傷消し

 

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マリッジリングとエンゲージリングのご依頼を頂きました。
マリッジリングは、新婦様、新郎様ごとにデザインが違うリング、またエンゲージリングはストレートタイプのリングにメレダイヤを留めたエタニティタイプのご希望です。

まず、地金を用意します。素材はPt900です。
ローラーで棒状に伸ばし、それぞれの形に整形していきます。

マリッジリングとエンゲージリング

 

新婦様のリングの太さは2mm幅。
まずはストレートタイプの甲丸形状のリングを作り、中央部分をひし形に削って3ピースのメレダイヤが入る穴を開けます。その左右は峰を作って緩いうねりを作ってデザインにします。
仕上げ磨きをして、石留めの為に石留職人へ外注をします。

マリッジリングとエンゲージリング

 

新郎様のリングは、3mm幅のシンプルな甲丸形状のリング。
但し、甲丸形状は薄めの丸みを付けて、甲丸と平打ちの間くらいのカーブにします。
甲丸形状の説明は、こちらに記載がございます。ご参考にしてください。

続いて、エンゲージリングを作ります。
リング幅は1.5mm。
この幅になると、リングが曲がりやすくなってしまします。それを避ける為に、厚みを1.8mmと厚めに作って少しでも曲がり難くしています。

マリッジリングとエンゲージリング

 

メレダイヤが入る穴も、裏側まで貫通させずに裏側は平らなままにします。
また、フルエタニティ(ダイヤを全周)にするとサイズ直しが出来なくなるので、全周の7割程にして地金部分を残すようにしました。
これによっても地金のみの箇所が残るので、若干にはなりますが強度が保てるようにします。

マリッジリングとエンゲージリング

 

石留めを行います。
爪はダイヤとダイヤの間に残った地金を半分に割って留める、割爪です。
爪はただ折り曲げるだけでなく、小さいタガネで叩いて留めるので地金が締まってシッカリとした爪になります。

マリッジリングとエンゲージリング

 

仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

マリッジリングとエンゲージリング
マリッジリングとエンゲージリング

 

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ピアス製作のご依頼を頂きました。
現在もピアスですが、4ピースある内の下3ピースが一列の一体型になっているので、全て動くデザインへ作り変えて欲しいとのご希望です。

全可動のピアスへ

 

まず、石を全て外して石枠を用意します。
今回はキャスト(鋳造)で作った物を使用しました。素材はPt900です。

全可動のピアスへ

 

枠と枠の連結部分を作ります。
少し前に同じような内容のペンダントトップ製作のご紹介をしましたが、その際は丸環を使って連結にしました。
ただ、今回は石が小さいので丸環の針金を細くしなければ隙間に入りません。また、強度も弱くなるので今回は板を連結構造にする事にしました。大きさや場所、ペンダントやピアスなど、それぞれを考慮しつつこうした箇所は作っています。

全可動のピアスへ

 

連結の板は穴を開けてそのままにするのでは無く、正面から見えてしまう部分は出来るだけ少なくする為に根本は削ってくびれを作ります。

全可動のピアスへ

 

出来たパーツをロウ付けして連結します。
バレル研磨、バフ掛けの工程を経て鏡面磨きにし、石留めをします。

全可動のピアスへ

 

爪先を整形して、最終仕上げをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

全可動のピアスへ

 

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幅が広いピアスを1組お預かりしました。
このピアスの片方をそのままパヴェ留めのピンキーサイズのリングに仕立てたご依頼、またもう片方は1つを縦半分にしたスリムなピアスを1組製作する2点のご依頼を頂きました。素材は元と同じPt900、メレダイヤは全て外して再利用です。

ピアス1組でリングとピアス

 

まず、ピンキーリングの方を作ります。
プラチナ材をローラーで厚めに伸ばし、丸めてリングにします。

ピアス1組でリングとピアス

 

リングをロウ付けして、外側は緩いカーブの甲丸形状へ、メレダイヤが入る箇所の裏側を肉抜きする為に削ります。
メレダイヤが入る箇所に穴を開けたらリング製作は一旦作業を止め、次のピアス作りの方へ移ります。

ピアス1組でリングとピアス

 

ピアスの方は、板を樋(とい)状に曲げ、それを丸めてピアスの形状にします。
メレダイヤが入る位置に穴を開け、ピアスポストとその根本の耳に触れる箇所に当たりが柔らかくなるように当て板をロウ付けします。

ピアス1組でリングとピアス

 

ピアス1組分が出来たら、ピンキーリングと一緒に彫留め職人へメレダイヤの石留めを依頼します。

ピアス1組でリングとピアス

 

メレダイヤの石留めが出来上がってきたら、最終仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

ピアス1組でリングとピアス
ピアス1組でリングとピアス

 

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ティファニーのゲートリングのサイズ直しのご依頼を頂きました。
サイズが小さいので大きくして欲しいとのご希望です。

ティファニーゲートリングのサイズ直し

 

このリング、各部が連結されていて動く構造で、上下左右が無いデザインになっています。
サイズ直しをするにはリングを切り離して地金を足さなければならないので、デザインが一部変わる事になります。この事は、事前にお客様へお伝えしてお受けする事となりました。

リングをカットして、シルバーの棒材を入れてロウ付けをします。

ティファニーゲートリングのサイズ直し

 

ロウ付けをした棒材を整形していくのですが、リングが動いてしまうので整形が難しい・・・。
そこで、連結部分を全て瞬間接着剤で固めてしまいます。多少は動いてしまいますが、作業性が格段に良くなりました。(瞬間接着剤は、作業後にアセトンに浸けて除去します。)

ティファニーゲートリングのサイズ直し

 

デザインをつなぎ合わせるように整形をして、仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

ティファニーゲートリングのサイズ直し

 

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今回は、私の叔母からの依頼です。

「彬子様がつけていたブローチが欲しい」

話を聞くと、彬子女王様がNHKに出られた際につけていらっしゃったブローチが気に入ったので、同じような物を作って欲しいとの希望です。

色々と検索をしますが、出てきたのは一枚の画像。
ただ、画像自体が小さくて、拡大すると像がぼけてしまい詳細は全く分かりません・・・。
「同じ」ではなく「同じような物」と大きさが3cm位と小さめなのが欲しいとの希望でしたので、全体像だけ踏襲して細かな部分は全くのオリジナルデザインで考える事にしました。

まず、先端の真珠を用意します。
画像では植物のように見えたので、真珠の台座を植物のガクのような形状にワックスでざっくりと削ってキャスト(鋳造)しました。素材はK18YGです。
(ワックスはソフトワックスを使用したので、細かな部分はキャスト後に削る事にしました)

彬子様のブローチ

 

細かい部分を整形するので樹脂粘土に固定をしてヤスリで削っていきます。
軸の部分は整形の邪魔になるので、一旦カットしました。

彬子様のブローチ

 

整形をした台座に軸をロウ付けで取り付けます。
軸はガクの下にコブが欲しかったので針金の先端を溶かして玉を作り半分にカット。反対側は少し太くして斜めにカット。ガクの内側には真珠を接着固定するピンもロウ付けします。
次に、葉を作っていきます。葉は長細くするので、板から切り出して整形をします。

彬子様のブローチ

 

整形した葉をカールさせて先に作っておいた軸に巻き付けてロウ付けをします。

このあと、ブローチ用のポストを取り付けますが、ここが一番大変でした。
ブローチを装着した際に斜めになる位置を見つける必要があります。何度も試しながら位置を特定。
ポストをロウ付けしました。

彬子様のブローチ

 

全体を仕上げ磨きをして、葉の表側はザラザラの艶消し処理をします。
最後に真珠を接着して完成です。
こんなデザインの植物が存在するのか分かりませんし、結果的に彬子様のブローチともデザインが違いますが、喜んで貰えたので良かったです。

ご依頼を有難うございました。

彬子様のブローチ

 

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ペンダントトップ作りのご依頼を頂きました。
使う石は、ピアス1組、ペンダントトップ、立爪リングのダイヤを外して、縦長で揺れるペンダントトップのご希望です。素材はPt900です。

揺れるペンダントトップ

 

まず、ピアスの石を外して作ります。
ピアスの石は2つを固定で、裏側にネックレスチェーンを通すので、枠は少しスペースを取って高めに作ります。

揺れるペンダントトップ

 

次に、ペンダントトップとリングの石を外し、キャスト(鋳造)で作った枠を使って組み立てをします。
枠と枠の間は丸環を取り付け、短い棒を差し込んで枠同士を連結します。この連結で揺れる構造にしています。

揺れるペンダントトップ

 

ピアスの石の側も同じ連結構造にして、ここで一旦バレル研磨をして下磨きをします。
バレル研磨機は、回転する磁石の上に短い針金が入った容器を設置して、磁気の作用で針金が飛ぶように動いて品物を磨く機械です。出来た品物を針金と一緒に入れ、針金の先が品物に当たる事からて手作業では磨きにくい細かな部分も綺麗に磨く事が出来ます。

揺れるペンダントトップ

 

ペンダントトップを固定して、石留め作業です。

揺れるペンダントトップ

 

石留め作業をした爪先を整形、全体を磨いて完成です。
ネックレスチェーンは、小判タイプをチョイスしました。

ご依頼を有難うございました。

揺れるペンダントトップ

 

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ブローチの金具交換のご依頼を頂きました。
この品物は、かなり前に当店で製作したものです。

ブローチの金具交換

 

素材はPt900とK18YG、メレダイヤとサファイアを組み合わせて製作してあります。
裏側にブローチ金具が取り付けてありますが、留め金具の方が風車と呼ぶ回転式の金具を取り付けてあります。この金具は、構造上使っているうちに回転が少しずつ緩んでスルスルと回ってしまうデメリットがあります。

風車式の金具のあとに、鉄砲と呼ぶパイプ式の金具が発売されました。(随分前の事です)
パイプを引っ張る事でパイプにスリットが現れ、そこにブローチピンの先を差し込んで留める金具です。パイプの中には小さな板バネが入っているので、パイプのスライド時にはカチッと留まる感覚があるのもメリットの一つ。
ただ、金具の大きさが風車に比べて大きくなってしまうので、取り付ける品物の大きさとデザイン(表から見え難くする)によって選択する事も多々あります。

ブローチの金具交換

 

風車を切り取り、鉄砲式の金具をロウ付け。
ロウ付けには金ロウを使うので、マスクする為にメッキをして完成です。

上記のようにデザインと取り付ける位置、また石が入っている場合はロウ付けが出来ない場合もありますので、ご検討されているお客様はお問い合わせ下さい。

ご依頼を有難うございました。

ブローチの金具交換

 

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ペンダントネックレス製作のご依頼を頂きました。
リング2本のメレダイヤを外して使い、緩いカーブを描いたペンダントトップがデザインのご希望です。

緩いカーブのペンダントトップ製作

 

メレダイヤを外して、直線上に並べて長さの調整をします。
全長で35mm以内がご希望でしたが、大小のバランスを考慮して石を抜き差ししつつ長さ33mmに決定しました。

素材はK18YG、棒状の地金の先を細く整形してペンダントトップの形状を作っていきます。

緩いカーブのペンダントトップ製作

 

地金に穴を開けてメレダイヤが入る箇所を作り、残った部分で爪を作って留める形状です。
爪は割爪にしてメレダイヤ1個に対して4本の爪で留める形状です。

緩いカーブのペンダントトップ製作

 

ペンダントトップの両サイドにネックレスチェーンを取り付ける丸環をロウ付けします。
この状態で石留め作業をします。

緩いカーブのペンダントトップ製作

 

爪先を整形して全体を磨き、小判のネックレスチェーンを取り付けます。
最後に仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

緩いカーブのペンダントトップ製作

 

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750印(K18)のリングのサイズ直しのご依頼を頂きました。
サイズを17号から21号へのサイズアップです。
品物は、中央が槌目、両サイドにミル打ちがあります。

ミル打ちリングのサイズ直し

 

サイズアップは通常通りに、地金を挟み込んでカット面をロウ付け。

ミル打ちリングのサイズ直し

 

挟み込んだ地金を整形して、中央の槌目は削って槌目風を再現しました。
槌目は角を丸くして周囲と馴染ませるように調整をします。
溝を彫り、両サイドはミル打ちをします。ミルも周囲と馴染ませる為にハッキリと打たないように調整をします。

ミル打ちリングのサイズ直し

 

最後に仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

ミル打ちリングのサイズ直し

 

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ゴローズのターコイズ入りコンチョの修理のご依頼を頂きました。
車に踏まれてしまったそうで・・・
画像からは分かり辛いかと思いますが、ターコイズが割れて中央部分の膨らみが陥没してしまっています。また全体に微妙な歪みがあります。
幸いだったが、裏側の紐を結ぶ丸環は無傷でした。

車に踏まれたゴローズのコンチョの修理

 

変形を直していきますが、まずはコンチョをバーナーで炙って地金を軟化させます。
変形を直しやすくする事と同時に、ターコイズを交換する際に中央部分の金地金のフクリン枠を叩き広げる必要があります。金地金(K18等)はシルバーよりも硬く、何度か折り返しをすると割れてしまいます。軟化させる事で割れを防ぐ事が出来ます。

次に全体の変形を修理しますが、コンチョには段差が付いているので適当に叩いて修理する事が出来ません。まずは、一番外周の平たい部分が引っ掛かる治具を作ります。
工房内に丁度良さそうな真鍮材(廃棄予定の真鍮材)があったので、それを少し旋盤で削って台座を作りました。

車に踏まれたゴローズのコンチョの修理

 

中央部分が空洞になっているので、このままコンチョに被せて周囲だけ叩いて外周の変形を直します。

次に中央部分の膨らみの陥没を直します。
裏側から叩いて修理をして行きますが、お客様から出来れば裏側の丸環は取らずに直して欲しいとのご希望があったので、この丸環を回避する工具が必要です。
適当な丸木材があったので、旋盤を使って丸みを削り、中央に穴を開けて丸環を潰さない工具を作りました。
中央を叩き、その際に持ち上がったヘリを真鍮材で押さえて・・・を数回繰り返して全体の変形を修理しました。

車に踏まれたゴローズのコンチョの修理

 

膨らみの見本として新しいコンチョもお預かりしましたが、ほぼ全体の変形修理は完了です。

車に踏まれたゴローズのコンチョの修理

 

ターコイズ交換をしますが、一度下磨きをして黒染め処理もしておきます。
残ったターコイズを取り除き、金のフクリン枠を外へ叩いて広げます。

車に踏まれたゴローズのコンチョの修理

 

サイズが合うターコイズを入れて、フクリン枠を叩き戻して枠を整形して全体を仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

車に踏まれたゴローズのコンチョの修理

 

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エメラルドがセンターに入った取巻きリングをお持ちになりました。
このデザインから、上下のテーパーダイヤとメレダイヤを取り除いたシンプルなデザインへ作り変えて欲しいとご依頼を頂きました。上下部分をカットしただけではリングとして成り立ちません(構造上無理)ので、作り替えになります。
ご希望の素材は元のままのPt900です。

エメラルドの取巻きリングをシンプルなデザインへ

 

まず、石を全て外し、石が入る台座を作ります。
今回は、板から削り出して台座を作りました。

エメラルドの取巻きリングをシンプルなデザインへ

 

台座が出来たら、リング部分を作ります。デザインは元のままなのでストレートタイプです。

エメラルドの取巻きリングをシンプルなデザインへ

 

リングと台座をロウ付けした次は、石を留める爪をセットしてロウ付けで取り付けて行きます。
一度全体を磨いたら、石留めをします。

エメラルドの取巻きリングをシンプルなデザインへ

 

爪を整形して、全体を仕上げ磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

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お手持ちのメレダイヤを使って、石を埋め込んだ甲丸形状のリング製作のご依頼を頂きました。
デザインは、メレダイヤが互い違いに埋め込まれた所謂ドッツタイプのリングです。
素材はPt900です。サイズは9号、リング幅は3.5mmのご依頼です。

まず、地金を伸ばして甲丸形状にし、丸めてリングを作ります。
メレダイヤはご提供は8ピース。これだと半分程度にしかならないので、8ピース足して16ピースにして全周に入れます。

ドッツタイプのリング製作

 

リング外周を16等分して、メレダイヤの印を付けます。
印にメレダイヤが入る穴を開けて行きます。

ドッツタイプのリング製作

 

メレダイヤの石留めをします。
通常、石留めの際はある程度品物を磨いて仕上げをしますが、ダイヤの周囲を叩いて石を留めるので、今回は磨きをせず、石留めのあとに外周を一削りして仕上げをしていきます。

ドッツタイプのリング製作

 

メレダイヤの周囲を整形し、リング内外を磨いて完成です。

ご依頼を有難うございました。

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ティファニーのハードウェアブレスレットの修理のご依頼を頂きました。
素材はK18YG(750印)です。

ティファニー ハードウェアブレスレット修理

 

コマの先端に亀裂が入っているのと、中間辺りに凹みがあります。

ティファニー ハードウェアブレスレット修理
ティファニー ハードウェアブレスレット修理

 

このブレスレットは、亀裂の画像を見て頂くと分かると思いますが、中が空洞です。
この為に、レーザーやTig溶接(電気溶接)などで地金を盛り足す事が非常に難しいです。熱量を一つ間違えてしまうと本体が溶けてしまいます。
こうした場合には、ロウ付けで修理をします。

亀裂部分はこのままロウ付けをしても亀裂部分が塞ぎ切れないので、地金の薄板を差し込んでロウ付け。
凹み部分は、ロウ材を少し多めにしてロウ材で盛り足して修理をします。

ティファニー ハードウェアブレスレット修理

 

また、ロウ付け後は通常は希硫酸に漬けて酸化膜を除去しますが、中が空洞なので僅かな隙間から希硫酸が内部に入り込んでしまいます。希硫酸には漬けずに放置して熱を冷まします。(真空脱泡機を使って中の液を出す方法もありますが、今回は常温放置で対処しました)

熱が取れたら、ロウ付け箇所を整形して磨いて修理の出来上がりとなります。

ご依頼を有難うございました。

ティファニー ハードウェアブレスレット修理

 

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シルバー製のダブルフィンガーリングのサイズ直しのご依頼を頂きました。
最近、このタイプのリングの修理等のご依頼が多くなったように感じます。

ダブルフィンガーリングのサイズ直し

 

サイズは、二本の指周りを測らせて頂き、その寸法から内周を決めてサイズをしました。
リングをカットした時点で中央部分の石は外し、足らない部分の地金を足してロウ付けをします。

ダブルフィンガーリングのサイズ直し

 

サイズ直しをした地金を整形して、磨きます。
このあとに石を嵌め込みますが、長さが変わった事で全体のカーブが変わってきます。
カーブの調整をしましたが、石との接面が合わないので少し削って調整をしました。

石を嵌めて仕上げ磨きをすれば完成となりますが、後日、石との接合部に隙間が出てきてしまいました。この為、石の両側は接着剤で留める事となりました。
カーブが変わった事、またロウ付けの為に熱を加えるので地金が軟化する事も影響が出てしまいますね・・・。

ダブルフィンガーリングのサイズ直し

 

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バタフライ(蝶)をモチーフにしたリング製作のご依頼を頂きました。
素材はPt900、以前当店で品物をお作りした際に外したメレダイヤをお持ちになり、それをバタフライの羽に留めるデザインです。
バタフライの中心となるボディ(身体)にはマーキスダイヤを入れて欲しいとのご希望でしたので、当店在庫の中から1ピース選んで使用しました。

Pt900バタフライモチーフリング

 

マーキスの乗る台座部分を作り、この台座を中心に羽を作ります。
羽はPt900の板材を切り抜いて作ります。

Pt900バタフライモチーフリング

 

前羽は若干上向きに、後ろ羽は前羽より水平に近くして段座を付けてマーキスの台座へロウ付け。
メレダイヤはお客様の持ち込み品の為、石の配置をパズルのように何度か組み合わせを試して穴を開けます。

Pt900バタフライモチーフリング

 

バタフライのデザイン部は上下二段にするので、リングと接合する二段目を板を切り抜いて作ります。

Pt900バタフライモチーフリング

 

上面のデザイン部分が出来たら、リングを作成。

Pt900バタフライモチーフリング

 

リングをある程度綺麗に下処理をして、バタフライ部とロウ付けで接合。
一度全体を磨いて、メレダイヤの石留めの為に彫留めの職人へ石留めの依頼をします。

Pt900バタフライモチーフリング

 

石留めが出来上がってきました。
最後にマーキスダイヤの石留めをします。

Pt900バタフライモチーフリング

 

マーキスダイヤの爪を整形して、最終磨きをしたら完成です。

ご依頼を有難うございました。

Pt900バタフライモチーフリング

 

*駐車場は店舗1Fスペースのみです。
店舗隣は当店駐車場ではありません。
また、ご来店時は路上では無く駐車スペースへお願い致します。

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FAXは 052-532-0228
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K18YGのダイヤリングをペンダントへリフォーム(リメイク)するご依頼を頂きました。
このリングは、かなり前になりますが当店でお作りをしました。ダイヤもご予算をお聞きして探した石です。

1.5ctダイヤリングをペンダントへリフォーム

 

今回のご依頼のペンダントデザインは、ベーシックな6本爪のタイプ。
通常このデザインの場合は原型があり、それを型取りしたゴム型からワックス樹脂をとってキャスト(鋳造)で作った枠を使う事が多いです。
ただ、よく使うのは1ctまででそれ以上の場合はご依頼が少ないのでゴム型がありません。
このような場合は手作りで枠を作っていきます。

まず、ダイヤが乗る台座部分を作り、その台座に爪をロウ付けして組み立てていきます。
枠は上下二段で、中央部分が開いているタイプのデザインです。オーソドックスと言われればそれまでですが、ベーシックなのでどのシチュエーションでも使えて万能でもあります。

1.5ctダイヤリングをペンダントへリフォーム

 

バチカン部分は丸環を介して吊下げ式にします。石が大きくなると、枠の裏側にチェーンを通すデザインでは重心位置が前方になるに事から石が下を向きやすくなってしまいます。デザイン重視で吊下げ式にしない物も良く見かけるますが、重心を考慮しないと品物が出来てから後悔する事もあります・・・。(当店ではデザインのお話をする際に、ご説明いたします)

1.5ctダイヤリングをペンダントへリフォーム

 

バチカンを取り付けたら、爪にダイヤが引っ掛かる顎(切り欠き)を削り、一度磨きます。
そして石留めをします。

1.5ctダイヤリングをペンダントへリフォーム

 

爪を整形して全体を磨いたら完成です。
チェーンはお客様がお持ちになった物を通してお渡しをしました。

ご依頼を有難うございました。

1.5ctダイヤリングをペンダントへリフォーム

 

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リング修理のご依頼を頂きました。
Pt900製のダイヤリングですが、デザインは爪が左右からの二点留めです。爪の緩みがあり、石のがたつきがあります。

このデザインは良く見かけます。シンプルで綺麗なデザインですが、石が緩み易い事が難点です。
その理由ですが、上下方向は爪が無く、石に指が触れてしまいます。極端な表現ですが、石を摘まんでずっと揺らしている事と同様ですので、緩みやすくなってしまいます。
また、左右の爪の引っ掛かりも少ない事も挙げられます。

緩み易い二点留めリングの爪を補強

 

今回のご依頼品では石の下面に輪のような台座がある事で緩みが最小限に抑えられていますが、この台座が無いデザインの場合は、リングが変形をすると爪が緩むと石が外れやすくなってしまいます。
下の画像を見て頂くとお分かりになるかと思いますが、V字に深い切れ込みがあるのでこの箇所(リングの一番弱い部分)から変形をします。輪の台座がある事で変形を抑えていますが、それでも切れ込みが深い事からココからの変形も多く見かけます。

緩み易い二点留めリングの爪を補強

 

今回はこのデザインを極力崩さずに上下に爪を追加して補強していきます。

まず、石を外します。
針金状の爪を追加してロウ付け。

緩み易い二点留めリングの爪を補強

 

元からの爪も薄くなっているので、地金を肉盛りして補強をします。
全体を一度下磨きして、石留めをします。

緩み易い二点留めリングの爪を補強

 

爪を整形して仕上げ磨きをすれば完成です。
爪が上下に付いてしまいますが、指が石に直接触れる事も無くなるので石が簡単に緩む事は激減します。

緩み易い二点留めリングの爪を補強

 

横からはこのようになります。

ご依頼を有難うございました。

緩み易い二点留めリングの爪を補強

 

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今年のゴールデンウィーク(GW)中はどのようにお過ごしになったでしょうか?
GW後半の4連休は最終日のみ雨の天気でしたが、私は普段時間がとれない作業で休みが過ぎて行きました。

まず、1つ目。
車のドライブレコーダーが故障してしまいました。記録は出来るものの、内部の電源が取れなくなっているようでエンジンを掛けると初期化の状態に戻ってしまい、毎回年月日を設定しなければいけなくなっていました。
車のオーディオ部分のパネルを外して電源をとり、リアカメラ用の配線は天井の横を通して設置しました。半日仕事・・・変な体勢を強いられる事で、作業後は腰が痛い・・・。

ドライブレコーダー交換

 

2つ目。
屋上に設置してあるエアコンの室外機。
屋上で直射が当たる事から、夏のエアコン効率を考えてこの室外機には自作の屋根を設置してありましたが、長年の風雨にさらされて木材の柱や脚が腐ってきてしまっていました。この柱の交換作業です。

ホームセンターで赤松の角材を買ってきました。赤松は脂分が多いとの事で、屋外設置には良いそうです。
以前の物の予め長さを測っておいて、この角材をカット。ネジで各部を組み立て・・・これで1日。
翌日、防水処理の為にペンキを塗ります。塗って乾かしを2度・・・これで1日。
最後に、ガラス繊維の入った波板(以前使っていた物)を取り付けて一旦完成です。
後日、この波板には遮光の為に黒を塗り、その上に反射の為に白もしくはシルバーのペンキを塗る予定です。

本当は風呂掃除もする予定だったんですけどね・・・そこまで時間が取れませんでした・・・。
こうして、2025年のGWが過ぎていきました。

エアコンの屋根

 

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ピアス修理のご依頼を頂きました。
ピアスポストが根元から折れてしまっています。

K18ピンクゴールドピアスの修理

 

今回のご依頼は簡単ではありません。
まず、素材がK18ピンクゴールドと言う点。この日記内で何度もご紹介をしていますが、ピンクゴールドの修理は基本的にお受けしておりません。
K18とあるので金合金には間違いが無いのですが、イエローゴールドとは別物とお考え下さい。

また、ブラウンのメレダイヤが留められていますが、爪が帯状の爪ですので爪を起こしてメレダイヤを外す事が出来ません。石を外すには削るしかありません。

今回のお客様は、当店を何度もご利用頂いていますので素材の件はご承知でしたが、当店にお願いをすれば何とかしてくれるだろう・・・と、品物をお持ちになったのだそうです。

石を外せない、ロウ付けも出来ない・・・と、なると社章の時のように別パーツを作り、それを接着する方法しかとれません。それらをお伝えして修理を受けさせて頂く事となりました。

十字型のピアスデザインですので、薄板(当店でのピンクゴールドはK20です)を十字に切り出してピアスポストをロウ付けします。ポストは折れ防止の為に板に穴を開けて貫通させてからロウ付けをします。
ポストの先が入り込むように本体側も少し穴を開けて抉ります。

K18ピンクゴールドピアスの修理

 

全体を磨き、接着面を脱脂してから金属用の接着剤で接着します。
接着剤は多ければガッチリと着くと言う訳ではなく、適正量があります。万力で軽く固定して接着剤の量を調整し、圧力をかけて硬化するまで固定しておきます。

最後に接着のチェックをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

K18ピンクゴールドピアスの修理

 

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当店は店舗内の入り口付近に水槽が置いてあります。
水槽を設置してからもう20年以上は経っています。

店舗内の水槽

 

水槽の中には水草(ビニール製の偽物ではありません)とエンドラーズと言うグッピーの仲間が泳いでいましたが、去年末でエンドラーズが絶えてしまいました。
このエンドラーズも水槽に入れてから累代繁殖で10年程は居ましたが、血が濃くなってしまった影響なのか、去年辺りから奇形が発生するようになってしまいました。

次に入れる魚を色々と考えていましたが、やっぱりエンドラーズが入れたいと探しました。ところが、近隣の熱帯魚店では販売がありません。通販をするにも冬の間は運搬をする内に水温が下がって魚が死んでしまうのを嫌い、春になるのを待っていました。今年の冬はここ数年と比べて寒かったですしね。

やっと暖かくなり、新入りを迎える事が出来ました。
親が2ペア、稚魚を10匹程。

店舗内の水槽

 

当店の小さなマスコットです。
店舗へお越しの際は、ご覧下さい。

店舗内の水槽

 

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リングをお持ちになり、ペンダントトップへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
リングは、オパールが入ったシルバー素材のリングです。

リングを直線のペンダントトップへ

 

ご依頼のお客様は、何度か当店を利用して頂いています。
前回もリングからペンダントトップ製作のご依頼を頂きましたが、その時も同じような直線に石が並ぶペンダントトップへリフォーム致しました。

今回はイラストを頂きましたので、それに沿ってお作りをします。こうして簡単でも指示書のようなものがあると、助かります。
ご希望の素材はPt900です。

リングを直線のペンダントトップへ

 

石を全て外し、プラチナ板をくり抜いてオパールの台座を作り、爪をロウ付けします。
メレ(キュービックジルコニア)の爪は、キャスト(鋳造)をした物を使って組み立てて行きます。

リングを直線のペンダントトップへ

 

上部はパイプを4個寄せて爪を作り、このあとは裏側に「D」の形状のペンダント環(チェーンが通る輪)をロウ付けします。また、オパールの横面にはキャストの爪を4つロウ付けして取付けます。

リングを直線のペンダントトップへ

 

全体を一度磨き、石留めをします。

リングを直線のペンダントトップへ

 

石留めが終わったら、爪先を整形して全体を磨きなおして完成です。

ご依頼を有難うございました。

リングを直線のペンダントトップへ

 

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フープピアスの金具修理のご依頼を頂きました。
フープピアスの修理は数多く手がけて来ましたが、余り見る機会が無いタイプの金具でしたので、今回はこの品物の修理をご紹介したいと思います。

フープピアスの金具修理

 

ピアスポストは遮断機式の針金タイプですが、留め金の方が少し変わった形状をしています。
板に切り込みを入れ、そこに引っ掛かりを設けて留めるタイプ。金具を正面から見ると平らな板状です。

フープピアスの金具修理

 

通常良く見かけるのは、こちらの「Ω」形状のタイプの金具ですね。
(当日記内で一度ご紹介をしました画像から)

シルバー製フープピアス加工 ヘアーライン付け

 

どちらのタイプも、一長一短があります。
Ωタイプのは板を丸めて金具にしていますので、Uの部分が開くと留まりません。また、ロウ付けの際に熱を加えますので、バネ性も失われがちなのも難点。
また、今回の品物の板状の金具は、バネ性は高いですが摩耗が進むと留まらなくなります。板間を狭める事で調節はし易いですが、板が前後にズレてしまうと留まらなくなる点もあります。

今回の修理は、金具の半分だけカットをして修理をしました。
ロウ付け後、合わせ目を削って引っ掛かりを調節し、磨いて完成です。

ご依頼を有難うございました。

フープピアスの金具修理

 

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石が1ピース落ちて無くなってしまったルビーリングの修理のご依頼を頂きました。

昨今、為替の関係やその他の外的要因から色石が簡単に手に入らなくなってきました。
特にエメラルドは品薄状態のようで、以前に今回と同じように無くなってしまった3mm程のエメラルド入れて欲しいとご依頼を頂きましたが、探すのに苦労しました。
取引先からは、色を合わせるのが難しいからね・・・と、釘を刺される事がありました。

今回は、一度取引先に問合せをしましたが大きさと値段が折り合わず、改めて当店在庫を探す事に・・・。幸いにも在庫で似た形状、似た色合いのルビールースがあったので、それを入れる事となりました。

石が脱落したルビーリングの修理

 

品物の状態は、石を留めている爪が摩耗して薄くなっている状態です。
また、中央にも爪が設置してありますが、かなり小さくて爪の役割が殆どありません。
修理内容は、これらの爪の先にTig溶接で地金を少しずつ盛り足して爪を長く太くします。
爪はタケノコのような形になるので、一度整形して石留めをします。

石が脱落したルビーリングの修理

 

石留めが出来たら、爪先を整形し、仕上げ磨きをすれば完成です。
石が手に入れば2週間程で修理が出来上がりますが、手に入らない場合は長くお待たせする場合もあります。

ご依頼を有難うございました。

石が脱落したルビーリングの修理

 

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1ct台のダイヤペンダントネックレスからダイヤを外し、Pt900にてリング製作のご依頼を頂きました。
ご希望のデザインに沿ってお作りします。

指の関節が高い方のリング

 

既に形が出来てしまっていますが、今回はデザインが複雑なのでワックス樹脂を削り、キャスト(鋳造)でリングを作りました。

指の関節が高い方のリング

 

ちょっと解り辛いかもしれませんが、画像のリング内側をご覧ください。リングの内側に溝があるのがお分かりでしょうか。この溝、リングの内側に半円のバネ板が入る構造となっています。
今回のお客様は、指の関節が高く、指の根本との差が大きい方です。それぞれの方で大小の差があるとは思いますが、指の太さの差が大きいとリングをはめた場合に遊びが大きくてグルグルと回ってしまいます。
そんな方の為にK14WG製のバネがパーツ既製品でありますが、今回はコレを組んでリングを作る事となっています。

指の関節が高い方のリング

 

バネをロウ付けしてたら、メレダイヤを爪のギリギリまで留める為にセンターの石を先に留めてしまいます。
仕上げ磨きをしたら、メレダイヤの石留めの為に彫留め職人へ渡して留めて貰います。

指の関節が高い方のリング

 

メレダイヤの石留めが出来上がりました。
バネがホワイトゴールド製ですので、これをマスクする為にメッキ(ロジウムメッキ)をしたら完成です。

指の関節が高い方のリング

 

このバネを採用するには幾つか条件があります。
まず、バネの幅がありますので、リング幅はそれより広い事。リング下部で約4mm程は必要です。
また、指に装着する際にバネが広がりますので、それを収納するスペースが必要です。この為、リング全体が大ぶりになる事。
そして、バネがホワイトゴールド製ですのでメッキをしますが、金属アレルギーが強い方の場合はメッキが薄くなった場合にかぶれが生じる場合がある事。
装着時に若干バネの締めつけがありますので、お客様によっては気になる方の場合があります。
今回のお客様の場合は、過去にも同様なリングをお作りしていましたので、上記のような条件は全てクリアーしていました。

ご依頼を有難うございました。

指の関節が高い方のリング

 

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小さいパールが沢山付いたK18YGのイヤリングを、ピアスにして欲しいとご依頼を頂きました。
金具は釣り針型の引っ掛けるタイプのピアス金具を使い、チャームのように金具とパールの間はお持ちになったチェーンの切れ端を使う事となりました。

今回の作業はロウ付け加工がありますので、パールは全て外します。

パールイヤリングをピアス加工

 

パールの台座に丸環をロウ付けし、チェーンで釣り針ピアス金具で繋ぎます。

パールイヤリングをピアス加工

 

丸環の開いた部分をロウ付けで閉じ、仕上げ磨きをしたらパールを接着して戻します。

パールイヤリングをピアス加工

 

接着の際はパールの間のバランスを見つつ作業をして完成です。

ご依頼を有難うございました。

パールイヤリングをピアス加工

 

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ゴローズのダブルフェザーリングの修理のご依頼を頂きました。
イーグルマークの刻印箇所で折れてしまっています。
この品物、以前に今回とは反対側のフェザーの先のロウ付けが外れてしまったのを修理させて頂きましたが、今回は根元のマークの所で折れてしまっています。

ゴローズダブル フェザーリングの修理

 

この箇所、お客様には元の形には戻せないと正直にお伝えしました。
と、言うのも、ロウ付け作業は接着剤のように破断面だけに塗布して付ける事が出来ません。
金属のロウ材を熱で溶かして流し込んで溶着するので、コントロールする事が非常に難しいのです。
また、今回のように刻印の箇所で折れていると、刻印の中(溝の中)全体に流れてしまいます。
この部分に水を垂らすとどのように水が伝って動くのかを想像して頂ければと思います。

ロウ付けに影響が出ない程度に周囲を養生してロウ付けをしました。
表側はこんな感じに。
表側はロウ材を削ったあとに、筋をタガネで掘り起こす事が出来るので、似た雰囲気までは戻す事が出来ます。

ゴローズ ダブルフェザーリングの修理

 

裏側は、こんなロウ材の埋まり方です。
一部完全に埋まってしまいましたが、その他の部分は埋まり方が浅いので完全に埋まったギザギザ部分だけモーターツールで掘り起こせば何とかマークは復活出来そうです。

ゴローズ ダブルフェザーリングの修理

 

リングは変形もしていますので、変形を修正し、全体を仕上げ磨きをすれば完成です。
フェザーの軸をロウ付けして作られているので、このロウ材より低い温度で溶ける物が必要です。この為、今回は溶ける温度が一番低い「早ロウ」と言うロウ材を使っています。このロウ材の黄色味を除く事は出来ません。

ご依頼を有難うございました。

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K18YG製のネームブレスレットの金具の修理のご依頼を頂きました。
このネームブレスレット、私が30数年前に作った製品です。

30年前作ったK18ブレスレットの修理

 

当時はお客様との接客は殆ど無く、工房での作業のみでしたので、品物を見るまでお客様の事は判りませんでした。特徴のある品物の場合は、数十年経っても自分で作った物だと一目で判ります。

修理内容は、中折れ金具が壊れて部品が無くなってしまっていますので、この箇所の修理。
それと、金具をよく見ると、金具の針金の根本が摩耗でやせ細っています。ココも間もなく折れると思いますので、この部分の交換。また、補助のフック部分が無くなっていますので、ココも修理をします。

30年前作ったK18ブレスレットの修理

 

中折れ金具を丸々交換してしまえば簡単ではありますが、チェーンの幅が12mm程ありますので最近はこんな大きい中折れ金具は直ぐに手に入りません。残った金具自体はまだまだ十分使えます。
まずは紛失した金具のベロを作ります。

30年前作ったK18ブレスレットの修理

 

反対側の針金も交換。
強度を上げる為に、針金の太さも0.9mmから1.3mmに変更してロウ付けで取り付けます。

30年前作ったK18ブレスレットの修理

 

最後に補助フックを作って取付け、全体を仕上げ磨きをして完成です。

自身が作った品物を30年以上も大事に使って頂いているのは、非常に有り難い事です。
ご依頼を有難うございました。

30年前作ったK18ブレスレットの修理
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K18YGのペンダントトップの刻印を入れ直して欲しいとご依頼を頂きました。
他店で加工の作業をされた際の打刻ですが、刻印がダブっている事と、傾きが気になると入れ直しのご依頼を頂きました。

刻印の入れ直し

 

K18などの刻印は、鉄製の棒の先に文字や柄が彫り込まれたタガネで叩いたり強く押す事で打印します。
手作業で打ち込む為に多少の傾いてしまう事がありますが、ここまで傾いてしまうと入れ直しをします。また、刻印が薄い場合は再度打ち込みをしますが、ズレる事もたまにはあります。その際も入れ直しは必ずしています。
今回の場合は、ちょっとズレ過ぎですね・・・面倒だったのか、それとも見えなかったのか・・・。

こうした刻印を入れなおす際は、刻印の溝にTig溶接で地金を溶かして盛り上げます。
刻印を削ってしまう事も考えられますが、地金が薄くなりますし、見た目にも変わってしまう事もあります。
今回は、上部の「3.02」は問題なかったので、ココはそのままに下2列を埋めました。
そして、整形。

刻印の入れ直し

 

鏡面に磨いたら、入れ直しです。
尚、手作業で入れますので、多少のズレはご容赦下さい・・・。

ご依頼を有難うございました。

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